しわやたるみも改善、プラセンタの効果効能とは?
小じわなどの原因となる表皮の老化、乾燥、さらに真皮が老化、劣化することによるたるみなどに効果のある成分としてプラセンタが注目されています。
美容の大敵しわやたるみを改善することができるプラセンタの効果効能を知って、美容対策に役立てましょう。
小じわに対するプラセンタの働き
表皮は4層から5層から成り立っていて、この表皮、つまり肌の表面にある角質部分の機能が低下することによって小じわが目立つようになってきます。
この小じわを改善するためには、健康な肌の条件である3つが満たされていなければなりません。
- 水分
- 皮脂
- 自然保湿因子
上記の3つのバランスが整っている肌は小じわや肌トラブルが起きにくい健康肌といえます。
しかし、3つのうちの一つでもかけてしまうと、肌のバランスが崩れ小じわや老化が目立つ肌となります。
プラセンタは健康肌の3つの条件のバランスを整える働きがある
プラセンタは表皮の水分量、皮脂量を適切にコントロールする働きがあります。
さらに保湿力もあるため、肌に潤いを与える自然保湿因子のサポートをすることができます。
つまりプラセンタは美肌や健康肌に欠かせない役割を果たす3つの役割の全てにおいてかなり大きな役割を果たしてくれることになるのです。
たるみに対するプラセンタの働き
たるみの原因は、表皮のさらに内側にある真皮がトラブルを抱えることでおこってしまいます。
真皮に存在しているコラーゲンとエラスチン、そしてヒアルロン酸のバランスが崩れることでたるみが目立つようになります。
- 真皮全体にコラーゲンが格子状に張り巡らされている
- コラーゲン同士の接合部分をつないでいるのがエラスチン
- コラーゲンとエラスチンで作りだす格子状の内部に潤いを保つヒアルロン酸が埋め尽くしている
これらの真皮のバランスが崩れると肌のたるみを生みだします。
つまりハリのあるたるみ知らずの肌を作りだすためには、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の度の働きも失うことが許されないということになります。
コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸は全て繊維芽細胞で作られる
ハリのある肌を作りだすための上記3つの成分は、全て繊維芽細胞で形成されて作りだされています。
つまり繊維芽細胞の活性化をすることこそが、たるみのない若々しい美肌を作りだすことに欠かせないということになります。
プラセンタには、成長因子の一種である繊維芽細胞増殖因子が含まれています。
この繊維芽細胞増殖因子は、繊維芽細胞の働きを活性化してコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を生成する能力を向上させます。
年齢とともに衰えてくるこれらの成分を作りだす働きを促進、いつまでも若々しいハリ肌を生み出す強力なサポートをすることができるのがプラセンタなのです。
しわたるみの大きな原因である活性酸素も抑制できるプラセンタの効果
しわやたるみの原因として体内で発生する活性酸素も関係しているといえます。
活性酸素は体内の細胞を老化させるという働きがあり、この活性酸素をどのようにして抑制するかが若々しい肌を保つポイントともいえるでしょう。
プラセンタには、肌老化であるしわやたるみの原因となるこの活性酸素を除去する作用があります。
肌の表皮や真皮に働きかけ、肌の内側からも外側からも状態を良好にするだけでなく、しわやたるみの原因となる物質も除去することができるのです。
まとめ
このように、プラセンタには、しわやたるみを効率よく改善することができる効果があります。
しわやたるみなど、肌の衰えを感じるようになってきたら、ぜひプラセンタ配合の化粧品を選び、肌にプラセンタを与える事ができるようなスキンケアを実施してみましょう。