年齢としわの関係!しわで何歳かバレる?!年齢別のしわ対策法
しわという肌老化。
いつの間にか深くなっているしわは、老けた印象を与えてしまいます。
10代、20代ではほとんどの女性が悩みとして認識していないしわですが、30代に入ると少しずつ気になりだし、スキンケアを変えたり美容エステに通ったりし始める人もいるでしょう。
もちろん、年齢とは関係なく遺伝や環境などのリスクから10代20代でもしわができる場合があります。
しわのできる部位やしわのより方で印象が違うので見た目年齢と実年齢のギャップに悩む人も少なくありません。
よく「年齢不詳」という言葉を聞きます年齢相応のしわの出来方ではない場合、周囲からは年上に見られているかもしれません。
年齢別のしわ意識や悩み!世代別スキンケア方法
10代のシワの状況
10代はほとんどシワが気にならない世代でしょう。
コラーゲンやエラスチンなどのタンパク質繊維で満たされた真皮層はまさにふかふかのベッドのようです。
指で頰を押してみると、肌が跳ね返る感じがするくらい、弾力性に富んでいます。
まれに笑ったり、怒ったりするとできるしわは乾燥しわのことがほとんどで、潤い補給で十分緩和できます。
10代のシワ対策
シワについては、必死でケアする必要はありませんが、もともと乾燥肌がひどい人や、親や兄妹にシワっぽい肌質の人がいれば、潤いケアをしておくのも予防となるでしょう。
この時期は乾燥や、しわよりも、思春期ニキビやテカリで悩まされることが多いため、ニキビケアだけでなく、水分をしっかり肌に補給する事で不安定な肌質のバランスをしっかりとってくれるでしょう。
20代のシワ状況
25歳はお肌の曲がり角と言われるようにこの頃から乾燥性のしわに悩まされることがあります。
OL世代も多く、空調や紫外線の影響も受けやすい年齢です。
社会人になって環境や生活スタイルもガラリと変化した事で肌質を変えてしまうことが多いです。
『お肌の曲がり角』年齢はいつ?スキンケア対策で肌の老化を防ぐ
20代のシワ対策
この頃からしわを意識したスキンケアに切り替えた人は30代でしわ悩みリスクが減るでしょう。
お手入れ意識の高い女性は、洗顔料からスキンケアまでを乾燥肌用で揃えることがほとんどです。
また、結婚前の女性ならば、自分の美容にお金をかけることも可能なので、十分なお手入れが自由にできる年代でもあるでしょう。
30代のシワ状況
急激にコラーゲン、エラスチンなどが減少する世代です。
この時期にしわ悩みを抱える人が最も多く、スキンケアもしっかり見直す時期とも言えます。
30代シワ対策
仕事も中級層になり、キャリアを積み始める時期です。残業や出張などが続く事で、不規則な食生活や、睡眠不足が続くでしょう。
また家庭を持ち、お子様がいれば、時間もコストも自分にだけかけられない事が多くなります。
そんな時は、エラスチンやコラーゲン、セラミドなどの真皮層ケアもしっかりできるオールインワンジェルの使用がオススメです。時短もコストも忙しい女性や、子育て中の主婦に最適です。
一方で、20代からしわを意識したスキンケアをしていたならば、この時期しわで悩む事が少ないはずです。
30代はお肌の曲がり角!ほうれい線ができてくる年齢の予防対策
40代のシワ状況
ほうれいせんが濃くなったり、ハリ低下が顕著に表れたりする世代です。
他にも、ひたいのシワや、ゴルゴライン、目尻のシワなど、あらゆるシワ悩みが次々現れるのがこの時期なのです。
40代のシワ対策
美容外科でコラーゲン、ヒアルロン酸注射などを施す女性もいます。
ですが、こうした美容外科施術は、定期的な摂取やコスト面での負担がかかります。
自宅でも、しわたるみ化粧品を使用すれば肌のリフトアップも可能ですので、諦めずにケアするようにしましょう。
高額なスキンケアを求めるよりも、継続できるタイプのものをセレクトしましょう。
50代のシワ状況
最も本格的に目立つしわやたるみが気になる世代です。
肌だけでなく体全体の老化を感じる年齢と言えるでしょう。
加齢や、長年の外部刺激により、コラーゲンやエラスチンなどのタンパク質などがかなりダメージを受けている状態。
ベッドでいえば、スプリングが折れてマットを支えられない状況です。
50代のシワ対策
他の肌悩みリスク(シミ、くすみ)なども加わり、最もアンチエイジングを考えたいところです。
総合的にスキンケアできる成分が配合されているのが理想的です。
保湿成分のヒアルロン酸や、コラーゲンだけでなく、美白成分や、代謝促進成分が 複合的に配合されている化粧品が良いでしょう。
年齢の出やすいしわはどこに出やすい?
実年齢よりもかなり老けてみられがちな顔のしわ。意外にも年齢が出やすいしわは首や手などの顔意外にも!
顔と同じようにしっかりケアしてあげるのがコツです。
首
首からデコルテ部位に関しては顔ケアの延長でスキンケアをしてあげたいものです。
首は常に頭を支え、顔と同じように紫外線を受け乾燥しやすい部位でもあるのです。また、高さの合わない枕や、姿勢なども首のしわを誘発させます。
首にもUVケアや、マッサージを施し、顔につけている化粧水や乳液などもしっかりつけてあげましょう。
また、高さの合わない枕や、姿勢なども首のしわを誘発させます。普段の生活にも気をつけたいものです。
目元
目元は最も皮膚の薄い部位。
まばたきなどの動きも活発なため10代でもできやすい場所です。
ただし、10代ならば保湿ケアで十分改善できます。年代問わず目元専用ケアで集中的にケアしている人もいます。
年代問わず目元専用ケアで集中的にケアしている人もいます。
年齢に関係なくできてしまうシワ
「シワのできる年齢じゃないから大丈夫」と安心していると、いつの間にかできてしまっている自分のシワに気づかずに、油断してしまっている事があります。
シワは表情や癖などにより、年齢に関係なく発生します。
以下にあげるのが、若くてもシワができる原因です。
表情ジワ
私たちは、嬉しいとき、楽しいときには、自然と顔がほころぶものです。
その瞬間、目元や口元の筋肉がゆるくなり、シワができます。
一方で、いつも考え事や、面白くない表情をしていれば口周りにしわがよりやすくなるでしょう。
目尻のシワ
いつもニコニコしている事が多い人に見られるシワです。
別名、カラスの足跡などと呼ばれる事があります。
ほうれいせん
口周りは食べたり、喋ったりと常日頃から動いているパーツです。
ほうれい線ができる原因とは?若いのにできる時の原因や解消法も解説!
眉間のシワ
考え事をよくする人や神経質な人、おこりっぽい人に多く出やすいでしょう。
唇のシワ
唇は油分の少ないパーツです。
常日頃からリップクリームが手放せない人や、乾燥しやすい人は唇の縦じわが目立ちやすくなるでしょう。
指や手の甲のシワ
指や手は、台所洗剤の成分などでも乾燥や手荒れを引き起こします。
ハンドクリームなどで保護しなければ、顔同様、シワシワの手指になります。
若い人でも、自炊していたり、飲食店で働いていたりすれば、年齢に関係なくしわができます。
癖によるシワ
シワは、左右対称にできるとは限りません。
頬杖をついたり、どちらかの方向ばかりを向いて寝る癖がある人は、右だけ、左だけと片方だけにしわができやすくなるでしょう。
年齢以上のシワを作ってしまっているかも!?チェック
自分のシワは、意外と実感できないもの。だからと言って、人から指摘されるのも悲しいですよね。
以下のような症状はないでしょうか?
いくつか思いあたる事があれば、スキンケアを見直すきっかけにしてみましょう。
- □洗顔後、肌がつっぱる
- □今までのスキンケアの浸透性が悪く感じる
- □同世代よりも、明らかに紫外線を浴びる機会が多い
- □いつも自分の周囲は空調がきいている
- □肌だけでなく足腰も辛い
- □寝跡がなかなか元に戻らない
- □パウダーだけで良かったファンデーションも、パサパサしてクリームやリキッドファンデが調子良い
まとめ
しわの気になり出す年齢や年齢別のしわ悩みなどを紹介しました。
あくまでもその年代に多く見られるしわの様子ですが、自分の年齢と比較して自分がどの年齢にあてはまるしわなのかをチェックしてみましょう。
また、シワは、年齢のせいだからまだ大丈夫」と安心していると、若くても油断ならない表情ジワや、癖ジワなどが発症しても気づかないケースがあるでしょう。
確かに加齢によるシワが最も多いのですが、若い世代もシワになる原因はたくさんあるという事を念頭においてシワを見逃さないようにしましょう。
そうしたことから、スキンケアを選ぶ時には実年齢による選び方ではなく、肌年齢によるスキンケア選びが理想です。