顔のたるみを解消する体操の方法とは?エクササイズでたるみ改善!
恨めしい顔のたるみやほうれい線、鏡を見るたびにため息が出ませんか?
「年齢を重ねているから仕方ない」と諦めてはいませんか?
顔のたるみは年を重ねてからの悩みというのはちょっとした勘違いで、早い人だと20代くらいから顔のたるみがスタートし始めます。
年齢よりも自分が置かれている環境で、深いしわやたるみが生じると認識しましょう。
しわやたるみになりにくい食事や、スキンケア、あわせて体操などをトータルで取り入れてあげましょう。
早めの対策が若返りの秘訣になるでしょう。
ここでは気になる顔のたるみを予防、解消するための体操やエクササイズをご紹介します。
産後の骨盤体操がたるみ対策になる!
産後は骨盤が広がり、歪みやすくなりますね。
「産後に生じる顔たるみ!肌トラブルや老化の原因とは?」でも説明しているように、骨盤は体の中心にあるので、骨盤のずれは全身に影響がでることがあります。
つまり、骨盤が歪むこと=頭蓋骨の歪みにもつながるのです。
そして、頭蓋骨が歪めば顔のたるみにつながる場合があります。
産後の骨盤の歪みには産褥(さんじゅく)体操といわれるものや、ヨガや骨盤体操なるものも効果的です。
もちろん、産後でない人も顔のたるみや肌の老化を防ぐために、骨盤の歪みが気になるのであればヨガや体操を取り入れ、姿勢が悪いなどの生活習慣も見直しましょう。
生活習慣を見直してしわたるみを改善!肌老化につながる原因とは?
肩こり、首こり体操も効果的な手段!
顔の近くの肩や首の凝りは放っておけば血行不良を招き、フェイスラインのたるみにまでつながります。
血行不良=繊維芽細胞の衰退という形になり、ハリを保つ良質なエラスチンやコラーゲンなどが作られなくなります。
この大切な弾力を保つタンパク質を保持しいつまでもピンとはりのある肌をキープさせるためにも、凝りや血行不良を防ぎましょう。
パソコンやスマホなどを日常的に使っている人は、とくに肩や首の凝りが慢性化する可能性があります。
それらを使用している途中や終わってから首を前後左右に動かしたり、肩をぐるぐると回したりなどの簡単な体操をするだけでも、効果があります。
それを意識して1日に数回やるだけでも、やらないときに比べて肩や首の凝りを予防したり改善することができます。
あまりにも肩こりがひどい時は、血行が良くなっているバスタイムを有効利用すれば、さらに代謝が高まり血流がよくなります。
もちろん、ウォーキングや水泳などの運動で身体を動かして筋肉を動かすことも、かなり改善が期待できます。
表情の乏しい日本人には顔の体操が効果的!
日本人は欧米人と比較すると表情が乏しいという意見があります。
確かに海外の方は表情もリアクションも大きく、感情表現もはっきりしていますね。
もちろん無理にオーバーリアクションをとる必要はないですが、通常使用していない筋肉を意識的に動かす事が、たるみ改善につながることを覚えておいてください。
いつもよりも少しだけ、特に気になるパーツの表情筋を動かす事からスタートしましょう。
例えば、ほうれい線が気になるならば、いつもよりも口を開けて笑ってみたり、目尻のしわやたるみが気になるならば、目を大きく開けたり閉じたりを意識するような感じです。
これらの気になるパーツごとの改善方法は、「ほうれい線ができる原因とは?若いのにできる時の原因や解消法も解説!」や「目尻のしわを消す方法は?正しい対策と化粧品の使い方」を参考にしてみてください。
簡単に表情筋を鍛える!「あいうえお体操」!
では、簡単にできるエクササイズを紹介していきましょう。
「あいうえお体操」は、「あいうえお」とちょっぴりオーバー気味に口をあけて口周りの筋肉を動かす簡単な顔の体操です。
- 「あ」:縦に指が3本程度入るくらいに大きく開けます。
- 「い」:ほうれい線が消えるくらいに横にしっかり開きます。頬の筋肉も意識しましょう。
- 「う」:口を軽くすぼめて顎をつきだす感じです。
- 「え」:口角を上にしっかり上げます。舌を大きく出すと二重あごにも効果的。
- 「お」:英小文字のO(オー)を描く感覚です。口周りの筋肉を意識しましょう。
こうすることで表情筋がしっかり動き、たるみやほうれい線を緩和します。
これなら、車の運転中やお風呂に浸かりながら、家事をしながらなどでも簡単にできそうですよね。
単純な動きですが、毎日やる事でいつも動かさない顔の筋肉を柔らかくして鍛えることができます。
こうして表情筋を鍛えることはたるみ防止だけでなく、素敵な表情にもつながります。
ちなみに、唇の乾燥しやすい人は、唇が切れたりしないようにリップクリームやワセリンなどで唇をケアしてから体操をしてくださいね。
「顔ヨガ」で顔のたるみを緩和!
顔の筋肉をしっかりと動かす顔ヨガでは、以下のような効果が期待できます。
- 顔のしわ、たるみ改善
- 小顔効果
- 頭皮改善、美髪効果
顔ヨガの指導者によって、若干のやり方の違いはありますが、どれにも共通する事は、呼吸をしっかり整えながら実施することと、数分間を毎日継続することです。
「表情筋を鍛えるトレーニング!ほうれい線を解消して笑顔に自信!」で、顔ヨガの一部を紹介していますので、トライしてみてください。
顔が疲れる、と感じるポーズは、普段使ってない筋肉を使えている証拠です。
また、顔ヨガをする事で頭皮の血行もよくなり、地肌や髪も若返ります。
頭皮のハリや弾力が出れば、それにつながるおでこのしわやたるみも緩和されるでしょう。
最近は顔ヨガの指導本が数多く出版されていたり、雑誌などのメディアでの紹介でも、様々な顔ヨガポーズを知ることができます。
毎日継続できそうなものにぜひ挑戦してみてください。
顔のたるみ体操に併用したいスキンケア
顔のたるみ体操を実施する前に、ぜひやっておいてほしいことは、顔のしわやたるみに効果的、すなわち保湿力や真皮層ケアに長けているスキンケアで肌を整える事です。
乾燥による軽いしわならば、ヒアルロン酸などの成分が含まれたスキンケアで整えましょう。
真皮層のダメージであれば、コラーゲンやエラスチンなどのタンパク質成分ケアでのフォローが大切です。
顔の体操をスタートする前に、化粧水、乳液、美容液などでしっかり肌を整えてから実施すると皮膚が柔らかくなるため、体操の効果も出やすくなるでしょう。
また、必要に応じ、マッサージをして肌を柔軟に血行良くしてからの顔のたるみ体操は、とても効果的と言えるでしょう。
この時注意したいのが、摩擦をかけすぎたり、ひっぱったりしない事です。
他人と比較して一喜一しない事が大切
お肌の改善、すなわちお肌の若返りの効果が出たと期待できる時期は、その人のしわやたるみができた時期や、代謝具合などにより個人差があります。
ですから、他人と比較し落ち込んだり、喜んだりするのではなく、自分のペースで確実に緩和することです。
顔のたるみ体操やヨガを地道に継続していけば、1ヶ月前の自分の肌の弾力と比較してみるときっと違いは感じることでしょう。
少しでもハリがアップしていると感じたら、それを続けていきましょう。
まとめ
骨盤の歪みや肩などの凝りのように、体の他の場所での不調が、顔の老化であるたるみやシワにつながっていることもあります。
こういった簡単な体操やエクササイズは決して即効性のあるものではないですが、コツコツと継続していると少しずつ効果は目に見えてくるはずです。
普段から体操やエクササイズに加えエイジングケアに効果的な化粧品を使って、年齢を感じさせない肌に近づきましょう。
マイナス5歳肌も夢ではないはずですよ!