表情筋を鍛えるトレーニング!ほうれい線を解消して笑顔に自信!
年齢とともにさまざまな肌トラブルが出てきて悩んでいるという女性は多いでしょう。
そうしてアンチエイジングを考えたスキンケアをする際に、肌の細胞や角質、または乾燥など、肌表面のことのみを考えている人も少なくないのでは?
肌を本当に若々しく保ちたいのであれば、肌細胞や角質、表面などのケアももちろん必要ですが、表情筋を鍛えるということも、大変重要な事なのです。
肌本来の美しさを取り戻したいなら、表情筋を鍛えることが大切
保湿ばかりが目立って取り上げられているアンチエイジングですが、表情筋がしっかりと機能して、収縮をすることで、肌はたるみなどのトラブルを回避することができるようになるのです。
表情筋を健やかに保つには、表情筋をしっかりと使って鍛える必要があります。
あとは、表情筋に働きかける成分を含んだ美容液や化粧品を使用するという方法もあります。
表情筋とは?
表情筋には、
- 眼輪筋(がんりんきん)・・・目の周りの筋肉。衰えると目尻のしわやまぶたのたるみにつながる。
- 頬筋(きょうきん)・・・ほおの筋肉。口角アップのカギ。
- 口輪筋(こうりんきん)・・・口の周りの筋肉。衰えると口周りのたるみにつながる。
- オトガイ筋・・・口の下からあごにかけての筋肉。衰えると二重あごの原因に。
- 前頭筋(ぜんとうきん)・・・おでこの筋肉。衰えると額の横ジワにつながる。
などがあります。
これらの表情筋を全て使う事は稀で、無表情な人やあまり表情を変えない人は、どんどん筋力が低下していき、目や口元、ほおのたるみになど顔全体の老化につながります。
これらの筋肉をしっかり強化して、アンチエイジングを目指しましょう。
表情筋を鍛えれば様々なメリットが!
表情筋を鍛えることで得られるメリットに以下のようなことが挙げられます。
- ほうれい線や、まぶたのたるみにハリがでて表情が若返る
- 血管まで刺激されて血流がスムーズになるため、血色が良くなり、肌色が明るくなる
- 代謝が良くなり、老廃物が排除されやすくなり、むくみなどの症状が改善される
- 口の表情筋を動かす事で、口元全体の筋肉がしまり、口呼吸気味だった人は鼻呼吸へとなりやすく、風邪などにかかりにくくなる
- ゆるんだ顔が引き締まり、小顔効果も得られる
- 表情が豊かになるため、綺麗な笑顔でコミュニケーシーョンがとりやすくなる(人間同士のつながりをより円滑にできる)
肌の奥深くに働きかけるような化粧品や美容液も有効
顔の筋肉を鍛えるには、ストレッチをして鍛えるとともに、表情筋に働きかけるような成分を肌に取り込むことも大切です。
肌の奥にある筋肉が衰え、収縮が弱まると、肌はだらりとたるんだようになったり、しわやシミ、くすみが起こりやすくなります。
鍛える方法としては、表情筋を普段からよく動かすようなストレッチとともに、表情筋にまで浸透して、働きかけるような商品を選ぶということも大切です。
表情筋にまで浸透させるには、ナノレベルのような細かい分子構造をしている商品を選ばなければなりません。
それには、各化粧品メーカーがうち出す有効成分の浸透技術も、選ぶポイントです。
肌の奥にある表情筋に刺激を与えると、肌本来の保湿力やハリなども回復し、肌は自分自身の再生力を取り戻します。
肌が自分自身の再生力を取り戻せば、保湿力も回復し、ターンオーバーサイクルも正常に戻るようになります。
ターンオーバーを正常化すればしわやたるみが解消できる!そのために選ぶべき化粧品とは?
肌の表情筋を鍛えるということは、肌が持つ本来の力を引き出し、自然な形で肌の美しさを取り戻すということにつながるのです。
続けることが大切
肌の表情筋を鍛えるということと、表情筋にまで浸透できるような浸透力のある美容液や化粧品を使うことの結果は、継続することで大きな効果をもたらします。
肌のターンオーバーサイクルを正常に保ち、自身の力で再生力をよみがえらせるためには、肌にしっかりとした効果を表すものを使い続けるということが大切なのです。
女性の美は、短期間で実現することではありません。
自分のために、日々努力を重ね、肌に良い事をしっかりと続けていくことで、少しずつ美しさの実現かできるのです。
また、高額な化粧品が良いかと言えば、必ずしもそうではありません。
自分が継続できる無理のない金額で、肌に合うものを使いたいものですね。
表情筋は笑顔でしっかりと鍛えられる!
若い頃には気にならなかった口元のほうれい線。
年齢とともに顔の筋力が衰えて起こるうえに、コラーゲンやエラスチンなどのハリを支えるタンパク質の衰えの2つの要因が絡み合って生じます。
特に笑顔のない人は、40才前後になるとほうれい線がわかるくらいに浮き彫りになるでしょう。
ですが、楽しい事や、幸せな気分でいないと自然な笑顔というものは出せないものです。
ほうれい線が気になりだす年代は育児、仕事、家庭などの様々な悩みに遭遇する時期でもあります。
まずは、スポーツ試合の観戦やお笑い番組を鑑賞することなど身近なところからでも、少しでも楽しいな、幸せだな、と思う瞬間があるものを見つけて没頭してみてはいかがでしょうか。
歌は表情筋を豊かにしてくれる!
オペラ歌手のように、しっかりと表情を作りながら、口角や目をぱっちり開け表情筋を鍛える動作も良いでしょう。
続ければ自然に表情筋トレーニングとなり、たるみや、しわの改善予防につながります。
感動する歌詞などに感情移入して歌うことで表情も変わり、表情筋を鍛えるコツになるでしょう。
また、カラオケで歌を歌う事がストレス発散になる人もいるため、自然に楽しいという思いから、笑顔にもつながりますね。
しっかり噛む事が表情筋を鍛える!
私たちは、幼い頃から食事をするときは、しっかり咀嚼(そしゃく)するようにと教えられてきました。
ですが、昔よりも柔らかく喉越しの良い食材が増えたせいか、噛む事の重要さを忘れてしまいがちな人も多いでしょう。
たくさん噛む事で、特に口元の表情筋が鍛えられる上、消化も助けられ、健康な体作りができるでしょう。
ちょっぴり硬めの食材である、スルメイカや硬めのお煎餅、ガムなどを意識的に食べると噛む回数も増え、それに比例して表情筋も豊かになります。
また、ご飯の炊き方も、柔らかめだった人は少し硬めに炊いてみるなどの工夫をしてみてもいいかもしれません。
クイック表情筋トレーニング
しわや、たるみ防止に簡単ですぐにできる表情筋トレーニングを取り入れてみましょう!
特に表情筋低下で、しわやたるみが、できやすい部位を中心にチャレンジです。
口元の表情筋を鍛える
- 唇を噛み締めるように「いー」と発するように横にひくようにします。
- 引き続き、その唇を「おー」と発するように、すぼめます。
頬の表情筋を鍛える
左右別々の頬から実践していきます。
- 頬をプーと膨らませる
- キュッと凹ませる
これを何度か繰り返し行います。
目周りの表情筋を鍛える
- 驚いたときの顔のようにやや眉を上げる事を意識し、目をぱっちりと開ける
- ギュッと強めに閉じる
これを繰り返します。
このような簡易的な動作を毎朝、毎晩、継続させる事で、各パーツの表情筋が鍛えられて、はりや弾力が蘇るでしょう。
これなら、面倒くさがりやさんでもテレビを見なら、お風呂に入りながらできてしまいますね!
顔ヨガで表情筋を豊かに!
表情筋を鍛えるものに、顔ヨガがあります。
顔ヨガは体のヨガとは少々違い、簡単にできてしまうところが魅力です。
実践の前には、肌が柔軟に動かせるようにスキンケアを十分に行いましょう。
このときつけるケア品は、しわ、たるみなどに効果的なものを利用すると、さらに効果は期待できますね。
変顔になる事もありますが、自分だけのエクササイズだと思えば慣れて気にならなくなるでしょう。
鏡を見て、オーバーと思うくらいにやるのがコツです。
顔ヨガのやりかた例
眼輪筋を鍛える
- 顔を動かさず目玉だけを左右いったりきたり、車のワイパーのように動かす。
目奥からジワリと温かさがこみあげ、自然に目周辺の筋肉が強化されます。
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頬周りの筋肉強化
- 目は天井を見たままで、口は「オー」のカタチで、まるでムンクの叫びのような表情でほおの筋肉を伸ばす
顔ヨガをする事で、顔がホカホカして血流が良くなります。
血行が良いと、弾力を保つコラーゲンやエラスチンの産生細胞が活発になりますし、老廃物も排出されやすくなることから、肌色が明るくなり、吹き出物もできにくくなるでしょう。
顔ヨガとしわたるみケアの併用が、アンチエイジングの近道になるかもしれません。
番外編:日常的なことでできるトレーニング
歯磨きの仕方で表情筋アップ!
いつもの習慣として、誰しもが行う歯磨きですが、その時にちょっと工夫してあげる事で、表情筋が鍛えられます。
まずは、いつもの歯ブラシを使うのですが、ブラシの方ではなく、柄の方を利用します。
歯を磨くついでに、口の内側から柄を軽く押し当てて外側からも気になる部位から圧力をかけるというものです。
例えばほうれい線が気になるなら、口の内側から、両端あたりに歯ブラシの柄をあてたら、外側からも抑えてあげる感じです。
また、歯磨きの口の形で、「あ、い、う」の口の開け方をいつもよりもオーバーぎみにしたり、すすぎの口の動かし方も大げさにしてあげると自然に表情筋がアップにつながるでしょう
ペットボトルで表情筋を鍛える!?
自宅にある空のペットボトルでも、表情筋を鍛える事ができます。
500mlの空ペットボトルに100ml程度の水を入れ、これを口の力だけで持ち上げる行為を10秒ほど保ちます。
これを1日3セットずつ行うと、口周りの筋肉が鍛えられて表情が豊かになるでしょう。
年齢には関係なく、ほうれい線や口元のたるみに気づいた時からスタートしてあげると改善が早いですね。
ちなみに、水を入れすぎると口に負担がかかったり、口内を傷つけて口内炎を作ってしまったりする事もあるため、無理のないように気をつけて実践しましょう。
まとめ
意外と簡単でコストもかからない表情筋を鍛えるトレーニングに加え、効果的なスキンケア商品を選び、いつまでも女性らしい美しさ肌を保つことができるよう、日々積み重ねてみましょう。
また、真皮層などの深い部位のスキンケアに、しわやたるみに効果的な成分ばかりに目がいきがちですが、浸透技術などにも目を向けてスキンケア商品をセレクトすることが効果的です。
年を重ねても、笑顔に自信が持てるように、今日から表情筋トレーニングをぜひ実践していきましょう。