美肌に欠かせないエラスチンとは？化粧品で効果は得られる？
肌の弾力を維持する成分として有名なのはやはりコラーゲンですが、コラーゲン以外にもエラスチンという重要な成分があることをご存じでしょうか。
この2つのタンパク質が相互に関わる事で、肌の柔軟性が整います。
今までコラーゲンばかりのケアをしていた人は、エラスチンにも意識してみましょう。
エラスチンとは？
エラスチンは、もともと肌の真皮内に存在している、肌にとっては大変重要な成分です。
うるおいがあって弾力性に富む肌を作りだすために、コラーゲンを結合させているのがエラスチンなのです。
つまりたとえコラーゲンがどんなに豊富にあろうとも、エラスチンがないとコラーゲン同士を結合することができず、美しい肌にはなれないということになります。
人間の体内では、血管や靭帯、軟骨や皮膚、肺など、伸縮性と弾力性が非常に重要な箇所に多く使用されていて、からだの重要な器官の伸縮性と弾力性を実現しているという成分になります。
エラスチンが高血圧を改善！
エラスチンは肌の弾力改善ばかりに期待されるかといえばそうではなく、硬くなった血管を柔軟にする役割もあるため、エラスチン含有率の高い食品などを積極的に摂取する事で高血圧改善につながるのです。
美しい肌も健康もどちらも手に入れる事のできるエラスチン成分は積極的に摂取して欲しい素晴らしい成分です。
エラスチンがないとコラーゲンが活躍できない
エラスチンの主な役目は、コラーゲンとコラーゲンを結合させ、体中のさまざまな部分に伸縮性と柔軟性を持たせるということにあります。
肌においてもこの仕組みは同じで、肌のコラーゲンはどんなにたくさんあっても、エラスチンが不足すると宝の持ち腐れになってしまうのです。
ちなみに、例えにベッドの話を出しましょう。
ベッドはマットの中にバネが入っていて、そのバネがなければ弾力のない寝心地の悪いベッドとなってしまいますね。
エラスチンはこのバネと同じ役割を果たす縁の下の力持ちです。
そしてエラスチンはコラーゲンと支えながら弾力を維持しているのです。
どちらも加齢や外部刺激である紫外線が原因となり、減少したり破壊されたりするでしょう。
美しい肌を目指すのであれば、コラーゲンだけでなくエラスチンを補給してやる必要があるのです。
エラスチンを欠いた肌は、たるみ、しわなど、弾力や伸縮性にかける肌の代表のような状態を作りだしてしまいますので、エラスチンを含んだ商品で今すぐにでも対策を取りましょう。
エラスチンを肌に取り入れる方法
コラーゲンばかりが注目されがちなアンチエイジングや肌ケアですが、実はエラスチンが入っている商品がもっとも肌にとっては効果のある商品だといえるでしょう。
エラスチンの力がなければ、どんなにコラーゲンばかりを補給しようとしても、無駄に終わってしまいます。
肌の事を本当に考えるのであれば、エラスチン入りの化粧品や乳液、美容液を選ぶことが大切なのです。
エラスチンが豊富に含まれている商品で、コラーゲンをどんどん結合させるよう、がんばりましょう。
さらに、エラスチン単体のスキンケアだけでなく、ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミドなどの他潤い効果も配合されていれば、なお相乗効果は期待できるでしょう。
食材から取り入れたいエラスチン
エラスチンを食材から摂取するならば、安全性の高い豚由来のエラスチンやカツオなどから採取される魚由来のエラスチンなどがオススメです。
様々な料理に取り入れて、味覚も楽しみながら自然にエラスチンが取り入れられたら良いですね。
ワザワザ高級な食材を選ぶ必要はありませんが、体内に直接取り入れるわけですから、国産の安全な食材をセレクトする必要があるでしょう。
エラスチン配合ファンデーションもある
美容液などにエラスチンが含まれているものはありますが、ファンデーションにもエラスチン配合のものがあります。
メイクしながらエラスチンの補給もできるため、とても画期的なものです。
ですが、ファンデーションに含有されるエラスチンの配合量は、スキンケア程ではないですから、ファンデーションのみで、エラスチンがまかなえるかといったら決してそうではありません。
アンチエイジングケアがしっかりできるケア品と併用する事が大前提と言えるでしょう。
また、ファンデーションの他にも、唇のかさつきや、プルンとハリのあるセクシーな唇をつくるために、口紅の保湿成分としてエラスチンが配合されているケースもあります。
エラスチンが不足するとどうなるか
肌に含まれているエラスチンは、コラーゲンに絡みつき、肌の弾力や柔軟性を保つ役割をしています。
コラーゲン自体にもはりや潤い、柔軟性や弾力を作りだす効果がありますが、コラーゲン単体ではこうした役目を果たすことができません。
エラスチンがコラーゲンの間に存在し、コラーゲンと結びつくことで、肌のハリを維持して、しわやたるみなどの肌トラブルや老化を防いでいる大切な成分なのです。
この大切なエラスチンが真皮内で不足すると、肌はコラーゲンを支えることが不可能となり、肌は弾力性や柔軟性、ハリや潤いを失ってしまい、その結果としてしわ、たるみなどの要因になっていきます。
ですから、エラスチン、コラーゲンは常にセットでハリ弾力ケアの柱であることを念頭におき、どちらか一方だけの補給をするのではなく、どちらも同等のケアが必須になるでしょう。
要チェック！こんな症状があれば、エラスチンを！
- □なんとなくフェイスラインがぼやける
- □乾燥がひどくなってきた
- □肌を指で押しても、すぐに戻らない
- □朝起きて、寝跡がしっかりついていて、午後にならないと戻らない
- □実年齢よりも年上に見られる
- □ファンデーションや、コントロールカラー、コンシーラーなどのカバーアイテムを使っても肌の欠点が隠せなくなった
- □周りからは、疲れているの？
- □老けたね、などと言われる事が多くなった
- □特に、目や口元のたるみが気になる
- □ほうれい線、ゴルゴ線、目尻ジワあらゆるシワが気になる
エラスチン配合の様々なスキンケア！
エラスチン配合の化粧品は増えています。
真皮層という部位のお手入れになるため、浸透技術面の優れた商品をセレクトする必要があるでしょう。
また、エラスチン配合のものスキンケアだけでは、浸透効果に不安を感じる方も少なくないでしょう。
そんな時は、併せて使用するとより良い相乗効果の期待できるスペシャルケアなどもあるため、併せてご紹介いたします。
エラスチン濃度の高い美容液
エラスチン濃度の高い美容液ならば、もっともエラスチンが減少している肌にはかなりの効果が得られるでしょう。
純粋なエラスチンであれば、コスト面は多少高めにはなりますが、ハリや弾力強化には最もアプローチできる美容液です。
オールマイティにケアでしるエラスチン配合オールインワンジェル
エラスチン成分を一番に補給したい年齢、40代から50代層は、子育て、キャリアと忙しい時期です。
自分のスキンケアにかける時間や、スキンケア代がなくてもオールインワンジェルならば、エラスチン美容液効果をはじめ、化粧水、乳液、クリームなどのマルチな効果が期待できます。
40代におすすめのオールインワンジェル化粧品！人気ランキングも発表！
エラスチン配合洗顔料
スキンケアの入り口づくりは、重要です。
肌がカサついていては、せっかくのスキンケアの浸透も低下気味になるでしょう。
エラスチンやヒアルロン酸配合の洗顔料ならば、洗顔後の肌のつっパリ感がなくて、その後につけるスキンケアの浸透性がスムーズです。
エラスチンシートマスク
海洋性エラスチンなどにより、浸透性豊かなエラスチン成分が配合されたシートマスクでダイレクトにエラスチンを補給してくれるでしょう。
特にカサカサが 酷い時や、明らかにいつもよりも肌のたるみが気になる時は、エラスチン配合のマスクで応急処置をしてあげるのもオススメです。
線維芽細胞を強化するマッサージ
血流を良くする事で、エラスチンなどのハリや弾力を支えるタンパク繊維の生産をスムーズにします。
エラスチン成分の配合されたスキンケアと一緒に使えば相乗効果が期待出来るでしょう。ビタミンEなどの抗酸化成分などが配合されているのもオススメです。
エラスチン化粧品で得られた口コミ評価まとめ
エラスチン化粧品がたくさんある中で、自分の肌質やテクスチャーが理想通りマッチしていれば、きっと今後も手放せなくなるでしょう。
エラスチン配合化粧品を使用しているユーザーの体験談や、口コミ評価をまとめています。
- フェイスラインのたるみが気になって使いはじめたエラスチンクリーム、数週間後に、周りから「顔が小さくなったね」などと言われるようになった
- いつも時間のなさや、経済的に余裕がないため、スキンケアを諦めていたが、エラスチン配合のオールインワンジェルにしたら、時短もコスパも満足
- 化粧ノリがよくなり、同窓会でも若いとほめられた
- 諦めていた、ほうれいせん、ゴルゴラインがいつの間にか消えていた
- 肌が若返りメイクやファッションなどのオシャレの幅が広がった
エラスチンを内側から！サプリメントで補助しよう
今まで販売されていたサプリメントは、コラーゲンばかりが主流でした。
ですが、最近はたくさんアミノ酸を含んでいるエラスチンだけのサプリメント商品もたくさん市場に出ています。
カプセルタイプやタブレットタイプなどの種類もあるため、継続できそうなものをセレクトしましょう。
エステに行けない人も！エラスチンを意識してプリプリ肌
このように肌にとって欠かせないエラスチンは、年齢とともに減少してしまいますから、エラスチンを化粧品などから補っておくことが大切なのです
時間やコストが、かかるエステは、定期的に通える事ができれば、肌にハリが蘇る事は期待できるでしょう。
ですが、日々、自宅において食べ物や化粧品などでエラスチンを補う事ができればエステに通わずにプリプリ肌を復活させられます。
まとめ
人間の体にある様々な成分は、年齢を重ねれば、減少していく事が殆どです。
真皮層の重要なハリや弾力の結びつきを強化するエラスチンもそのひとつと言えるでしょう。
自分の知らないうちに、老化が進む現実を目の当たりにはしたくないですが、足りなくなったものは補う事を基本に、割り切って美容ケアに励むのも良いですね。
エラスチンを含む、コラーゲンやヒアルロン酸などの潤い成分の減少は老化現象の代表でもあるのです。できる事ならば、エラスチンだけでなく、他の成分の補充もしっかりしてあげましょう。
エラスチンの強化は、肌の衰えを感じはじめた時がグッドタイミングです！
若いうちからのケアが数年後の肌運命を明るくしてくれます。
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