産後に生じる顔たるみ!肌トラブルや老化の原因とは?
女性にとって出産とは相当体力を使い果たす大イベントです。
約10ヶ月もお腹で赤ちゃんを守りながら生活をしたのち無事に出産、しかし産後のスタイル維持や生活リズムの変化はなかなか過酷なものがあるでしょう。
寝不足などによる自律神経の乱れもあり、体調の管理もままならず、気づかないうちに肌トラブルに陥るお母さんたちも多いのでは。
産後に肌が老化したと感じる原因には、以下のようなものが挙げられます。
肌の活性化時間、ゴールデンタイムの睡眠がしっかりとれない
肌が生まれ変わるサイクルは夜10時〜深夜2時くらいの間、もしくは入眠後3時間などと言われています。
この時間帯に良質な美肌に良いホルモンも分泌されるため、しっかりと睡眠をとれていないとなんらかの肌トラブルを引き起こしやすくなるでしょう。
産後数ヶ月はミルクをあげたり、オムツを取り替えたりが昼夜問わず続くので、その睡眠不足がゴールデンタイムと呼ばれる肌再生の時間帯を逃してしまうのです。
出来る限り寝られるときにはぐっすりと睡眠をとって、身体とお肌の調子を回復させましょう。
お手入れ時間が十分にとれていない
赤ちゃんが生まれると、毎日育児に追われ、自分の事になかなか手がまわらなくなる人も多いでしょう。
特に今まで化粧水、乳液、美容液などフルラインで使用していた女性が、産後はスキンケアの時間がなかなかとれなくなりお手入れをさぼってしまう、なんてことも珍しくありません。
ただ、最近は1つの化粧品で何役のスキンケア効果も果たすオールインワンのケア商品もあります。
忙しくてスキンケアに時間がかけられないという人はもちろん、産後の顔たるみ防止としてもこのようなケアを始めるのもいいかもしれません。
体質・肌質がかわってしまった
妊娠前、妊娠中、産後はそれぞれホルモンが分泌されます。
女性のホルモンといえば美肌ホルモンと呼ばれる「卵胞ホルモン(エストロゲン)」、の「黄体ホルモン(プロゲストロン)」がよく知られていますね。
これらは妊娠中は活発に分泌されるのですが、産後はそれらのホルモンが急激に減少し、母乳の分泌を促進する「プロラクチン」というホルモンの分泌が増加します。
こうしたホルモンバランスの急激な変化や乱れによって、体調に影響し、結果肌の荒れにもつながります。
その為乾燥しやすくなったり、たるみが気になったりと様々なスキンケアの悩みが発生するのです。
乾燥しやすい肌はバリア効果も少ない無防備な肌なので、紫外線や外部刺激が直接入りこんでたるみやシワ、シミの原因になります。
骨盤の歪みが頭蓋骨までをも歪ませる!
出産によって骨盤が開き、産後は骨盤が歪むことが多いです。
骨盤が歪むということは、全身にすこしずつズレが生じることにつながり、頭蓋骨にまで影響が出る可能性があります。
頭蓋骨が歪めば顔のたるみにもつながり、顔のたるみは老けてみえる原因になります。
健康や若さを保つためにも、できるならば骨盤ベルトやヨガ、体操などで骨盤を正しい位置に戻し、体の歪みを直していきましょう。
顔のたるみを解消する体操の方法とは?エクササイズでたるみ改善!
まとめ
産後女性の忙しさに顔のたるみが加わるとなるとスキンケアも気をつけなくてはならなくなりますね。
なるべく育児時間に影響しないタイプの事を選びたいものです。
育児が落ちついたときに「若くて綺麗なママ」と呼ばれる自慢のお母さんになるためにも、今からしわたるみ対策のスキンケアをスタートしましょう!